犬山城、国史跡を目指すことについて、一言いいます!

犬山市は、犬山城郭の国史跡指定に向けて、2017年度中をめどに申請していくこととなりました。

このことについて、著者たかまる。の意見をば、ひとつ。

犬山城跡をテーマパーク化するのは反対です。

犬山城、国史跡を目指すことについて、一言いいます!

犬山市は、犬山城郭の国史跡指定に向けて、2017年度中をめどに申請していくこととなりました。

このことについて、著者たかまる。の意見をば、ひとつ。

犬山城跡をテーマパーク化するのは反対です。

深掘りしていきます。

国の史跡は「文化遺産」

みなさんは、国の史跡って何のことか知ってますか?

国が、貝塚、集落跡、城跡、古墳などの遺跡のうち、

歴史・学術上価値の高いものとして指定したもののこと

を言います。

つまり、国が「ここって、歴史的価値が高いから大事にとっておこうぜ!」
っていうところ、ということです。

歴史的価値が高いものは、大事な大事な文化遺産なんですよ。

だから、国が史跡として指定して保護していくんです。

文化遺産としての価値を見える化すること。

じゃあ、なんで犬山城は城郭を国の史跡にするのか?ってこと。

先日の犬山市議会の一般質問を拝見しましたけど、なんかずれてる気がする。

市議会議員さんの質問、それに答える市の職員や市長。

なんか、目的がおかしくないですか?

犬山市の観光名所とすることが、国史跡にする目的なの?

犬山市をにぎわせるために、国史跡にするの?

違うじゃん!

大事な文化遺産を、大事に保護しようってことでしょ!

犬山城・城郭は、そうすべき歴史的価値の高いところなんです。

だから、国史跡指定を目指して進めましょうということ。

犬山城を国史跡とするのは、それが目的ですよ。

観光やら、集客やら、にぎわうやらっていうのは、そのあとの話。

国史跡にしなくてもいいという意見や、国史跡にするならトイレや観光案内所はいらないという意見は極論すぎます。

犬山市だけの問題ではなくて、国としての問題なんですよ。

国の歴史を語るうえで重要な場所なんです。犬山は。

だから、国の史跡にしていかなければ。

その上で、現在の町や城郭にはもともとなかった施設・道路・その他諸々も含めて、今度は『どう見せていくか?』という問題です。

たとえば、歴史の本に書かれているようなことが、現実に目の前に見れたとしたら?

その街を歩くだけで日本の歴史を学べるとしたら?

修学旅行で、京都や奈良に行きましたよね?

私たちの年代は特に。

何で、修学旅行で京都や奈良に行くんですか?

遊びに行くんじゃないですよね?

観光に行くんじゃないですよね?

歴史の勉強ですよ。

日本という国の成り立ちを勉強しに行くんですよ。

そのついでに、ちょっと遊ぶんですけどね(笑)

犬山を歩くだけで、お城の構造や、戦国時代・江戸時代の防御施設や攻撃施設や、江戸時代の街並みや文化や、その当時の政治や、そういったものが体験出来たら、こんな素晴らしいことはないですよ。

そのために、国の史跡にして、江戸時代の姿にできるだけ近づけていこうという、山田市長の発言につながるわけですね。

そう考えたら、堀や切岸をどう残して、どう見せていくのか?

答えは簡単ですよ。

そう考えたら、門や櫓、土塀などをどう復元していくのか?どう見せていくのか?

答えは簡単ですよ。

そう考えたら、福祉会館・しみんていのところをどうするか?

答えは簡単ですよ。

文化庁は、史実に基づいた復元は認めている。

逆に言えば、史実に基づかない復元は認めないってことです。

犬山城は、成瀬さんが所有していたおかげでその史実がたくさん残ってて、復元することができる。

復元出来たら、後世に歴史的な文化遺産として語り継ぐことができるんです。

だから、復元したらって言ってるんですよ、わたしは!

ただの城好きの一趣味で言ってるんじゃないんです。

こんなにも素晴らしい歴史的価値のある所を、史跡にもせずにそのままにしているなんて、あり得ないですよ。

わーーーーーーーー。

なんか、せっかくの山田市長の発言を受けて、この先どうなっていくのか楽しみだったのに、市議会の様子見てたら、なんかずれてるからモヤモヤして書きなぐってしまいました。

すみません。

取り乱しました(笑)

でも、これだけ犬山城のことを市議会で議論することも今まではあまりなかったんじゃないかと思うんですね。

みんな専門用語を連発してディスカッションしてるんです。

それ見てうれしかったですよ。

みんな、切岸とか言ってるし、外桝形とか言ってるし。

これも、何年かにわたって発掘調査や、史料の調査など、犬山城総合調査をしたからですね。

そして、犬山城シンポジウムもやって、犬山城総合調査報告書も刊行して、だからみんな犬山城のことを知ってきてる。

『本当の犬山城』のことを知り始めてる。

著者は、『本当の犬山城』の姿を残していきたい。

みんな、犬山城がすごい城なんだってこと知ってる?って思って、アクションを起こし始めたんです。

それを少しでも広めれたらって。

ほんとに微力ですけど、そういう強い思いを持ってるんです。

だから、もっともっと議論が活発になって、犬山城は歴史的価値の高い城郭であり、城郭都市でもあることを認識して、それを後世に語り継ぐために、大事に保護していくために、歴史を残していくために、進んでいくことを切に願います。

まとめ

今回は、犬山城の魅力とか、マニアックな解説とか、そういうんじゃなくてごめんなさい。

写真も何もなくてごめんなさい。

でも、これは何か言っておきたいことだったんです。

何か活字で残しておきたかったんです。

犬山市長はじめ、教育委員会、市役所、市議会議員、観光協会、その他思いつきませんが関係するすべての方。

どうぞ、よろしくお願いします!

2017年06月15日
犬山城マイスター!たかまる。

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