美濃金山城を知ることで、犬山城を知る。



お城EXPOは12/22(土)~24(月・祝)

 

犬山の近くにある美濃金山城をご存知でしょうか?

そして、山城へ行こう!2018というイベントが可児市で開催されました。

今日は、美濃金山城での中井先生のほんわか解説とイベントの様子をレポートをしたいと思います。

 

 

美濃金山城に行ってきました。

 

美濃金山城に久しぶりに行きました。

山城に行こう!2018というイベントの一環で、メイン会場から無料シャトルバスが運行していたので、イベント参加に合わせて美濃金山城に足を運んできました。

今回の楽しみは、今年発掘調査をしていたのですが、そこでわかったことが見られるということ。

それと、もしかしたら中井先生辺りが現地にいたりしてという淡い期待(笑)

 

駐車場から蘭丸ふるさとの森という公園を右手に見て、ひたすら登りました。

およそ15分ほど登ったでしょうか?

途中に出丸が出現。

そして、そこでイベントの運営協力金(500円)を払って資料をいただきます。

さらにそこから山道を登って本丸を目指します。

その途中に石垣の石と思われるものがゴロゴロしていたのですが、これは「破城」といって城を廃城にするときに石垣の隅部を破壊する行為によるもの。

城の終わりを告げる少し物悲しい感じの状態です。(写真無くてすみません。気になる方は現地へGO!)

 

そして、三の丸、二の丸と登っていき、きれいな方形の枡形虎口を過ぎたところで本丸の石垣がお目見えします。

それをさらに上っていくと本丸にたどり着くわけです。

 

そこで待ち構えていたのは、なんと!

滋賀県立大学教授の中井先生!!

記念に1枚写真を撮っていただきました( ;∀;)

感涙です。

美濃金山城で中井先生と

 

 

美濃金山城の発掘現場で分かったこと。

 

そして、中井先生のほんわか解説をしっかりと伺ってきました。

わかったことは、まず、

◆主郭の出入り口(虎口)が南側にはなく、西側にあった可能性が高いということ。

◆主郭西側の虎口から礎石が見つかったこと、鏡石(巨石)があったこと。

◆各曲輪から礎石が見つかったこと=そこに建物があった=住んでいた可能性。

◆山麓の武家地から見えるところの石垣が徹底的に破壊されていること。

◆兼山湊からのビスタがすばらしく、そこにお城が築かれていたこと。

 

私のつたない文章では、中井先生の楽しくも奥深い専門的なお話を再現することはできませんが、まとめるとこんな感じやったと思います。

 

たかまる。的には犬山城との関係がどうだったのかが気になるところですが、中井先生もイベントのパネリストとして戻らなくてはいけないということで、話半ばでお話を断念しました。

またいつかの機会にお話聞ければと思います。

美濃金山城の主郭。2019年度も発掘調査をする予定だとか。

 

 

 

たかまる。的推測でいきますと、

美濃金山城は織田の重臣・森一族の城。

織田信長が死んでからは秀吉の支配下に置かれます。

美濃金山城の廃城が1601年。

ときの犬山城主・小笠原吉次が美濃金山城も支配下に置いていた。

これからは徳川の時代というとき。

だから、織田・豊臣の匂いのする美濃金山城を徹底的に破壊し、犬山にすべての目をむかせることをした。

しかも、山一帯は江戸時代は立ち入りも制限されたとか。

だから、美濃金山城と犬山城をセットで考えると、織豊期の山城から慶長期の平山城への推移というのが見えてくる。

ということかな。

 

斎藤・織田の匂いのする岐阜城を破壊して立ち入りを制限し、一方で少し離れた南の平地に天下普請で加納城を作って徳川の色を前面に出していたのと、よく似ている。

この辺を紐解くと、犬山城がどういったお城だったのかも、さらに見えてくるかも。

これはまた、いろいろと勉強することが増えますな(笑)

 

 

 

美濃金山城を知るということは、

 

美濃金山城を知るということは、犬山城の成り立ちをもう一度考えることにもなり、そのあたりをクリアにするためにも必要なことなんだと改めて感じました。

天守が美濃金山城から移築された説、移築されていない説などありますけど、そういう単純なことではなくて、美濃金山城がどういう位置づけの城だったのか?そのときの犬山城はどういう位置づけの城だったのか?

そして、美濃金山城を廃城にしたことの意味と、犬山城のそれ以降の位置づけがどうなっていったのか?

それは犬山と可児がお互いに協力して解明していくべき歴史ミステリーなんだろうと思いました。

 

長くなってしまったので、山城に行こう!2018のイベントレポートは明日のブログに託します(笑)

 

 

 

ということで、美濃金山城を知ることは犬山城を知ることである。というお話でした!
じゃぁね。

 

 

2018年11月24日
犬山城マイスター!たかまる。

 

– 写真はすべて、たかまる。が撮影したもの、または使用を許可されたものです。
– 図はすべて、たかまる。が描いたものです。
– 著作権などはすべて、たかまる。が所有しています。無断使用などは固くお断りします。

みんなとシェアしてね!


【犬山で泊まるなら】



【スポンサーリンク】


たかまる。のブログを購読しよう!

 
 


この記事をみんなでシェアする!