犬山城の移築門まとめ/瑞泉寺、専修院、徳林寺、浄蓮寺、常満寺/【犬山城とセットで訪れたい見どころスポット】



犬山城の城門は全部で18あったと言われています。

明治維新によって全国のお城は廃城となりました。

そのとき城郭のほとんどは破却させてしまいましたが、一部はなんとか取り壊しを免れてそのまま残されたり、一部は売却されたりしました。

犬山城も例外ではありません。

しかし犬山城の城門のうちいくつかはお寺の山門として移築され、残されているものがあります。

このページでは、犬山城の城門が移築されて現存しているものを、まとめてご紹介します。


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瑞泉寺山門 = 内田門・犬山城の搦手門

▲ 瑞泉寺の山門は、犬山城内田門を移築したものと伝わる。薬医門の堂々とした姿が何とも良い雰囲気を醸し出している。

 

内田門は犬山城の搦手門(からめてもん)でした。

現況は名鉄犬山ホテルの敷地になっており、遺構はほとんど残っていません。

 

内田門は瑞泉寺(愛知県犬山市)に移築されています。

門は薬医門で、両脇に脇壁が付き、縦連子窓(たてれんじまど)があいています。

中央の大扉は両開き、左の脇壁には片開きの脇戸があります。

搦手門(からめてもん)にふさわしい堂々とした造りです。

 

 

瑞泉寺は犬山市内にあり、犬山城からも比較的近い場所です。

コチラの地図で。

 

瑞泉寺と内田門のもっと詳しいことはコチラ。

 

 

 

専修院東門 = 矢来門・大手道第二の門

▲ 専修院の東門がかつての犬山城の矢来門だという。高麗門の機能性と城門としての威風堂々とした姿を併せ持つ。桃瓦が犬山城の城門であったことを連想させてくれる。

 

矢来門は大手道の第ニの門でした。

現況は、礎石が一つ残っています。

大手道の道幅は、こんなところに門があったのか?というぐらいの狭さです。

 

矢来門は専修院(愛知県丹羽郡扶桑町)に移築されています。

専修院の東門として現存している矢来門は高麗門で、正面から見て右側の大扉には潜り戸がついています。

高麗門と言えば、背面の控柱の小屋根が特徴的です。

大手道に薬医門は大きすぎるので、高麗門が重宝されたのでしょうね。

 

専修院は犬山のお隣の扶桑町にあります。

コチラの地図で。

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専修院と矢来門のもっと詳しいことはコチラの記事で。

 

 

 

徳林寺山門 = 黒門・大手道第三の門

▲ 徳林寺の山門は黒塗りの薬医門で、ずっしりと堂々としている。この門は犬山城大手道にあった黒門を移築したものと伝わる。

 

黒門は大手道の第三の門でした。

現況は、礎石が一つ残っています。

 

黒門は徳林寺(愛知県丹羽郡大口町)に移築されています。

徳林寺の山門は黒塗りの薬医門です。

切妻造の脇戸付薬医門、屋根は本瓦葺。左側に脇壁が付き、中央に両開き大扉、左脇壁に片開脇戸が建て込まれています。

 

徳林寺は犬山のお隣の大口町にあります。

コチラの地図で。

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徳林寺と黒門のもっと詳しいことはコチラの記事で。

 

 

 

浄蓮寺山門 = 松の丸表門・二の丸の曲輪の一つ松の丸の正門

▲ 浄蓮寺の山門。松の丸の表門を移築したものという。犬山城の二の丸は4つの曲輪からできており、それぞれが独立していた。この門は、そのうちの松の丸の正門として使われていた。

 

松の丸は、現在の針綱神社の鳥居や駐車場の辺りから、三光稲荷神社一帯にありました。

その表門は大手道に面して立っていました。

現況は、礎石らしきものがありますが定かではありません。

 

松の丸門(表門)は、浄蓮寺(愛知県一宮市)に移築されています。

浄蓮寺の山門は黒塗りの薬医門です。

切妻造の脇戸付薬医門、屋根は本瓦葺。左側に脇壁が付き、中央に両開き大扉、左脇壁に片開脇戸が建て込まれています。

 

浄蓮寺は犬山の近くの一宮市にあります。

コチラの地図で。

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浄蓮寺と松の丸表門のもっと詳しいことはコチラで。

 

 

 

常満寺山門 = 松の丸裏門・二の丸の曲輪の一つ松の丸の搦手門

▲ 二の丸の一つ・松の丸の裏門は常満寺に移築され、山門として今でも当時の姿をとどめている。シンプルな造りの薬医門だ。

 

松の丸には表門だけでなく裏門もありました。

裏門は針綱神社の社務所の裏辺りで、現在は立ち入ることはできません。

松の丸裏門を出て道を下ると内田門へ続いていたようです。

 

松の丸の裏門は、常満寺(愛知県犬山市)に移築されています。

切妻造の薬医門、屋根は桟瓦葺(さんがわらぶき)です。

 

常満寺は犬山城前広場から徒歩で5分ほどのところにあります。

犬山城からほど近いところです。

コチラの地図で。

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常満寺と松の丸裏門のもっと詳しいことはコチラの記事で。

 

 

 

 

このように、犬山城の城門は犬山市に二つ、扶桑町に一つ、大口町に一つ、一宮市に一つが移築されています。

これだけ移築・現存しているのは珍しいのではないでしょうか?

どこも比較的近いところなので、お車や電車で少し足を延ばして犬山城と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

ということで、犬山城に行ったらセットで見に行ってみたい移築門のご紹介でした。

じゃあね👍

 

 

 

2019年03月25日
犬山城マイスター!たかまる。

 

– 写真はすべて、たかまる。が撮影したもの、または使用を許可されたものです。
– 図はすべて、たかまる。が描いたものです。
– 著作権などはすべて、たかまる。が所有しています。無断使用などは固くお断りします。

 

 

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