犬山城天守の特徴3選。華頭窓、唐破風、真壁造。

犬山城天守の特徴を3つに絞ってご紹介します。

華頭窓(かとうまど)、唐破風(からはふ)、真壁造(しんかべづくり)です。

これを知っていると、犬山城に行くのが楽しくなりますよ。

くわしく見ていきます。

ズバリ!犬山城天守の特徴3選。華頭窓、唐破風、真壁造。

犬山城天守の特徴を3つに絞ってご紹介します。

華頭窓(かとうまど)、唐破風(からはふ)、真壁造(しんかべづくり)です。

これを知っていると、犬山城に行くのが楽しくなりますよ。

くわしく見ていきます。

 

特徴その1-華頭窓(かとうまど)

いきなり華頭窓(かとうまど)とか言われてもわからないというあなたのために、写真を用意しました。

これのことです。

犬山城天守の華頭窓

▲ 釣り鐘のような形の華頭窓。犬山城天守最上階の南北に4つついている。

 

この釣り鐘みたいな形をした窓が、華頭窓です。

この華頭窓は寺院などによく用いられる格式の高い建築様式です。

犬山城天守では最上階の北面と南面に、全部で4つの華頭窓がついています。

東面や西面、下の階にはついていません。

下から見上げると、華頭窓があるおかげで犬山城天守の表情がかわいらしく見えたりもします。

東西と南北を見比べてみると一目瞭然です。

それぐらい、この華頭窓は表情を決めていると言っても過言ではないのです。

しかも、窓と言いながら窓枠だけの仕様というのが特徴でもあります。

つまり窓はいらない。装飾だけあればいい。

そういうことかもしれません。

なーんだと思いましたか?

でも、装飾として窓枠だけの華頭窓が付けられている寺院は全国にいくつもあります。

枠だけでも十分なぐらい、装飾性と格式が高いということの現れですね。

犬山城に行ったら、この華頭窓で写真を1枚とってみてはいかがでしょうか?

 

特徴その2-唐破風(からはふ)

2つ目の特徴は唐破風(からはふ)です。

これも、何?っていうあなたのために、写真を用意しました。

こちらです。

犬山城天守の望楼部分にある唐破風、華頭窓、真壁造

▲ 弓なりの形をしたところが唐破風(からはふ)。犬山城天守の表情を決めていると言っても過言ではない。

この弓なり状の屋根をしたのが唐破風です。

破風(はふ)というのは屋根の端っこの三角の部分のことを指しますが、唐破風は弓なりになっているのが特徴です。

そして、犬山城では華頭窓と一緒に表情を決めていると言っても過言ではないぐらいの存在感を示しています。

正面(南面)と裏面(北面)にそれぞれ中央に付けられています。

ここは出窓のようになっていて、その屋根が弓なりになっている造りですね。

そして、華頭窓と同じように格式の高い、そして装飾性の高い様式でもあります。

天守はお城のシンボルです。

城主の威厳や権力・財力を示すものでもあります。

そのため、格式がとても重んじられていたのです。

犬山城天守でも同様に、格式の高い様式が積極的に取り入れられていることがわかります。

ちなみに、唐破風の内部は「唐破風の間」という小部屋になっています。

通常は入ることもできます。

唐破風の間の内部

▲ 唐破風の内部は小さな部屋になっている。天井を見ると弓なりになっているのがよくわかる。

このときのポイントは上を見てみることです。

天井を見てみると、梁が弓なりになっていて唐破風の形が良くわかります。

この特徴的な形、一枚お写真いかがですか?

 

特徴その3-真壁造(しんかべづくり)

最後は真壁造(しんかべづくり)です。

これも聞きなれない用語だなぁと思ったあなたのために、画像を用意しました。

こちらです。

犬山城天守最上階の真壁造と大入母屋破風

▲ 最上階の外壁は柱や桁がむき出しになっている。これを真壁造という。丸岡城天守と犬山城天守だけしか現存していない。

この壁、柱や桁(けた)がむき出しになっていますよね。

この形のことを真壁造と言います。

名古屋城城天守は真っ白な壁になっていて、柱や桁は出ていません。

こちらは大壁造り(おおかべづくり)という作り方です。

それに対して犬山城天守は最上階だけが真壁造になっています。

これも格式の高い建築様式です。

つまり、最上階は格式のかたまりということになります。

建物内部が真壁造になっているところはよく見かけます。

しかし、外壁が真壁造になっているのは大変珍しいのです。

寺院などでは見られる様式ですが、天守で真壁造になっているのはほとんどなく、現存天守では丸岡城天守と犬山城天守だけという、超レアな存在です。

あたり前のように、違和感なく見ている(もしくは、気にもしていない)壁かもしれませんが、格式という視点で見てみるといろいろと施されているのがわかっておもしろいですね。

真壁造も超貴重なので、ぜひお写真を撮っておいてくださいね。

 

そのほかの特徴

以上、3つの特徴をご紹介しましたが。それ以外にも特徴があります。

ここではサラっと紹介だけしておきます。

気になる方はリンクの記事に詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。

a)桃瓦が8つ載っている

犬山城天守の桃瓦

▲ 犬山城天守には桃瓦が8つ載っている。桃瓦は魔除けの意味がある。

犬山城天守の屋根には桃瓦が載っています。

唐破風(からはふ)の屋根の上と、付櫓(つけやぐら)の屋根の上に合計8つです。

すべて見つけるといいことがあるとの言い伝えがあるとか、ないとかw

b)典型的な望楼型

 

典型的な望楼型の犬山城天守

▲ 犬山城天守はThe望楼型というぐらいシンプルな形をしている

望楼型(ぼうろうがた)というのは、1階または2階建ての入母屋造りという建物の上に、望楼(物見櫓)が載った形のことを言います。

現存12天守の中にも望楼型天守はいくつもありますが、どれも複雑な形をしています。

それに比べて犬山城天守はとてもシンプルな造りの望楼型です。

教科書的な形と言ってもいいぐらいです。

c)外と中の階数が違う

犬山城天守の内部の階数

▲ 内部は4階だが、外部は3階建てになっている。犬山城天守は「三重四階地下二階」建てだ。

望楼型天守の特徴の一つでもありますが、外の屋根の数と中の階数が異なるのも特徴です。

犬山城の場合は、屋根は3つ、中の階は4階で、これを三重四階建てと言います。

しかも、石垣部分は地下とカウントされます。

犬山城は「三重四階地下二階建て」の天守なのです。

 

その他にも、犬山城の見どころを3つに絞って詳細した動画と記事があるので、こちらもぜひ参考に↓↓↓

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

犬山城天守の特徴を三つに絞ってご紹介しました。

ただ登って景色を眺めるだけでなく、「格式」に注目して特徴を眺めてみると、また違ったお城の魅力が見えてくると思いますよ。

犬山城に行くときの参考にしてくださいね。

ということで、犬山城天守の三つの特徴というお話でした。

じゃあね🖐️

2020年08月26日
犬山城マイスター!たかまる。

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