土塀(どべい)の構造

城郭の周りや曲輪の周りに建てられることが多い土塀。

構造によっていくつかの種類があるのをご存知でしょうか?

骨組みを持つ土塀と持たない土塀でその違いを見てみましょう。

骨組みのある土塀

近世城郭が広がると、骨組みのある土塀が建てられるようになりました。

骨組みは土台や柱からなります。

石垣の上に気の土台を置き、等間隔に親柱を立てていきます。その間隔はおよそ五寸(約150㎝)程度でした。

主柱通しの間には小舞(こまい)という細い竹を編んで作った格子を結んで、そこに20cmほどの厚さに土を塗って壁を仕上げていきました。

主柱の上に表から裏に腕木(うでぎ)を通し、その上に屋根を架けました。

屋根は板葺きなどから始まり、瓦屋根に変化していきました。

控柱(ひかえばしら)のかけ方には二種類あります。ひとつは控柱を垂直に立てて主柱との間に貫(ぬき)と呼ばれる木をさして独立させたもの、もうひとつは主柱に控柱を斜めにかけて突っ張りにしたものです。

骨組みのない土塀

骨組みのない土塀は、ブロック塀のような一定の大きさに作っておいた粘土の塊を積み上げていき、それらを粘土で接着したものです。

その他には築地塀(ついじべい)というものもあります。

これは、表と裏に板の型枠を立てて、その間に壁土を少しずつ入れながら棒で突き固め、さらに土を入れて固めていきます。これを何度も繰り返して壁を作っていきます。

最後に板を外したら出来上がりです。

まとめ

城郭の周りなどにある土塀には骨組みのあるものとないものがあることが分かりました。

色々な城郭に行ったときには注目してみてください。

あなたの近くのお城は、骨組みがありますか? ありませんか?

ということで、土塀の構造というお話でした。

じゃあね🖐️

2019年07月29日
犬山城マイスター!たかまる。

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