石垣の構造

石垣はお城めぐりの時の見所の一つでもあります。

それぞれのお城によって石垣の表情が異なっているからです。

その石垣は様々な役割をもつ石から成り立っています。

今回はこの石垣の構造について学んで行きましょう。

石垣の基礎

石垣の基礎は地盤によって異なります。

強固な地盤の場合

山城のような強固な地盤の場合、地面を掘って根石(ねいし)を固定します。

根石とは石垣の基礎となる石のことです。

その根石の上に積石(つみいし)を積み上げていきます。

水堀の場合

水堀の場合は当然水を張るため、石垣の基礎には工夫が必要です。

不同沈下(不揃いに沈下を起こすこと)を抑えるために、まずは堀の底に太い松の胴木(どうぎ)を敷きます。

そしてこの胴木がずれないように、短い松丸太の杭を打って止めます。

胴木の上に直接根石を固定し、この上に石を積んで行きます。

こうすることによって、まちまちに沈んでいく不同沈下を防ぐことができるのです。

▲ 石垣の構造

積石(つみいし)の積み方

根石が出来上がったら積石(つみいし)を積み上げていきます。

石垣の断面を見るとよく分かるのですが、積石同士は石垣表面から少し後ろで接しています。

後ろに飼石(かいいし)を挟んで固定と角度の調整を行います。

この飼石は隙間に合わせて大小様々な石を使用します。

積み石の後ろには裏込石(うらごめいし)をぎっしりと詰め込んでいます。

裏込石は栗石(ぐりいし)とも呼ばれ、石垣を後ろから支える役割があります。

さらに石垣中の排水という重要な役割も持っています。

雨が降った場合、裏込石の間を流れて落ちていき、石垣自体に余分な水圧がかからないようになるのです。

また積石が野面(のづら)や打込接(うちこみはぎ)など石垣では、表面に石同士の隙間ができてしまいます。

この隙間が石垣を登る足がかりとなってしまうため、間詰石(まづめいし)と呼ばれる小石を詰めす。

これは石垣表面の見栄えを良くする効果もあります。

石垣の一番上は天端(てんば)、一番上の石は天端石(てんばいし)とよばれ、石垣はこの天端石いっぱいまで積み上げられて、石垣が完成です。

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▲ 石垣の積み方

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まとめ

石垣は大小様々な石を使って積まれていました。

ということで、石垣の構造というお話でした。

じゃあね🖐️

2019年08月20日
犬山城マイスター!たかまる。

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