作事(さくじ)

お城用語で「普請」(ふしん)と「作事」(さくじ)いうのが出てきますよね?

本記事では、作事とは?の疑問にお答えするようにわかりやすく解説していきます。

この解説を読むと作事について概要を知ることができ、お城巡りの見方が変わります。

お城巡りをするなら必見です。

 

作事(さくじ)とは?

▲ 大坂城の櫓門(写真:たかまる。)

城づくりにおける「作事」(さくじ)とは、曲輪(くるわ)や土塁(どるい)に建物を建てることを言います。

それらの建築工事は専門の職人によって行われました。

作事で作る建物は様々あります。

例えば城門、櫓、塀、蔵、御殿、番所、馬屋などです。

しかも近世城郭は礎石の上に建物が建ち、瓦葺の屋根、金具、建具、襖絵などなど、機能+装飾の建物が増えたため、職人の数や技術量などの比重もだんだんと高くなっていきました。

その一方で、曲輪の造成、堀を掘る、土塁や石垣を築くなどの土木工事ことを、普請(ふしん)と言います。

つまり、土木工事が普請で、建築工事が作事です。

今では当時の作事によって建てられた建物は数が少なく、現存しているものは大変貴重です。

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城の建物

現存する建物

▲ 現存する彦根城天守(写真:たかまる。)

現存している建物の一部を紹介しましょう。

現存天守

現存する天守は12あります。

弘前城、松本城、犬山城、丸岡城、彦根城、姫路城、備中松山城、松江城、丸亀城、宇和島城、松山城、高知城

です。

現存天守についてもっと詳しく知りたい方は、コチラ↓↓↓の記事が参考になると思います。

現存十二天守と国宝五城

現存三重櫓

現存する三重櫓は12基です。

弘前城・辰巳櫓、弘前城・未申櫓、弘前城・丑寅櫓、江戸城・富士見櫓、名古屋城・西北隅櫓、彦根城・二の丸三重櫓、明石城・巽櫓、明石城・坤櫓、福山城・月見櫓、高松城・月見櫓、高松城・艮櫓、熊本城・宇土櫓

です。

三重櫓についてもっと詳しく知りたい方は、コチラ↓↓↓の記事が参考になると思います。

最高格式の三重櫓(さんじゅうやぐら)

現存御殿

本丸御殿が現存しているは高知城と川越城の二城のみです。

二の丸御殿が現存しているのは二条城と掛川城の二城のみです。

まとめ

城づくりにおける「作事」(さくじ)とは、曲輪(くるわ)や土塁(どるい)に建物を建てることを言い、専門の職人によって行われました。

現存している例は数が少ないので、訪れた際はぜひ職人技をじっくりと観察・探索してみてくださいね。

じゃあね🖐️

2019年10月13日
犬山城マイスター!たかまる。

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