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犬山城・水の手門(みずのてもん)-井戸などの水廻りを担う水之手曲輪の出入り口

犬山城本丸の北は木曽川ですが、犬山城メインの城山と木曽川の間の狭い空間に水之手曲輪(みずのてくるわ)がありました。

犬山城の水之手を一手に任されていた曲輪です。

そこには出入りのための門がありました。

それが水之手門です。

犬山城・水の手門(みずのてもん)-井戸などの水廻りを担う水之手曲輪の出入り口

犬山城の北側は木曽川が流れており、断崖絶壁の標高85mの城山山頂に本丸、天守が築かれています。

そのため、後堅固なお城として有名です。

しかし、木曽川と城山の間にはわずかなスペースがあります。

ここに何もないと敵の侵入を防ぐことができないため、曲輪が築かれていました。

それを水之手曲輪と呼びます。

▲ 城山と木曽川の間にはわずかなスペースがある。ここに水之手曲輪が築かれていた。

この水之手曲輪の西の端に出入口が設けられて、ここを守備していたのが水之手門です。

▲ 水之手門は木曽川に繋がっていた。

水之手門は高麗門と考えられています。

名前からわかる通り水之手曲輪を守る門であると同時に、天守からの裏口にも当たるため、有事の際の逃げ道にも使われるものだったと推測します。

まとめ

水之手門は意外と木曽川に近いところにあったんですね。

それと、犬山城の門については、コチラの記事でまとめています。

ご参考にどうぞ。

犬山城の門まとめ

ということで、犬山城の最北端にも警備を怠らない犬山城でした。

じゃあね🖐️

2019年04月08日
犬山城マイスター!たかまる。

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