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石垣の仕上げ

城の石垣の表面を美しく見せるために、仕上げ段階で化粧が施されているものがあります。

仕上げは江戸期に多く行われました。

石の加工技術の進歩とともに、石垣を美しく見せることも重視されてきたのでしょう。

今回はこの石垣の仕上げについて学んで行きましょう。

石の仕上げ

最初に石垣の表面を仕上げて見栄えをよくしたのは、加藤清正と言われています。

この仕上げのことお化粧と言ったりしますが、目的は見た目です。

石の表面を美しく見せるために化粧が施されたのです。

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化粧の方法

やり方

石垣表面の化粧の方法は、少しずつ鉄ののみで打ち欠く方法です。

これを「はつる」とか「はつり」と言います。

のみで少しずつはつっていくため、とても根気のいる仕事です。

はつり仕上げ

1cmほどの小さなはつりをまんべんなくするのを「はつり仕上げ」と言います。

細いはつり仕上げの石垣は、風化によって現在はほとんど見られなくなりました。

江戸城の天守台や、名古屋城の天守台などで見ることができます。

すだれ仕上げ

すだれ状の縦筋に削っていくのを「すだれ仕上げ」と言います。

すだれ仕上げは現在でもはっきりと見ることができます。

江戸城の石垣などがよく分かると思います。

隅石の化粧

石垣の隅の稜線(りょうせん)は特にきれいに仕上げられているものがあります。

石垣の積みの稜線が石垣の頂上から一番下まで一本の線に見えるように仕上げてあります。

デジタル技術がない当時においてこの加工の技術はとても高い高度な技術と言えます。

まさに職人技で見事です。

▲ 江戸城の石垣の仕上げ。細かいノミの跡が見える

 

▲ 金沢城の石垣。切込接と合わせて表面の加工も「美しく」見せるための技術

 

▲ 苗木城の石垣。表面の仕上げた様子はほとんどみられない

 

▲ 福井城の石垣。復元されたものと思われるが、はつった状態がよく見える。

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まとめ

石垣の仕上げの方法には、はつり仕上げとすだれ仕上げの2種類があります。

石垣の仕上げは化粧ともよばれ、見た目を美しくするための加工です。

江戸城や名古屋城などでよく見られます。

ということで石垣の仕上げについてのお話でした。

じゃあね🖐️

2019年08月24日
犬山城マイスター!たかまる。

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