城にかかわる人々

城の主は城主(じょうしゅ)ですが、戦国武将(せんごくぶしょう)の全てが城主というわけではありません。

城主以外にも城将(じょうしょう)、城代(じょうだい)、城番(じょうばん)と呼ばれる人たちがいました。

今回はこれらの城に関わる人の役割を学んでいきましょう。


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城主(じょうしゅ)

城主(じょうしゅ)とは城の主つまり城の持ち主のことです。

城内ではトップの存在で、城主と城主の家族たちが御殿(ごてん)に住んでいました。

大名の領地内には多くの支城(しじょう)がありました。

これらの支城には家臣の中でも重臣クラスの武将が城主となって入城しています。

そして大名から城の統治と管理を任されていたのです。

大名以外の者でも城主になっていましたので、戦国武将にとっては城の城主となるのは目指すべき一つの目標だったと思われます。

▲ 城を持つことは戦国武将にとっては目標の一つだった。

城を管理する者

城主以外に城を管理するものを挙げてげていきます。

城将(じょうしょう)

大名から城の維持管理と防衛を任された武将のことを城将と言います。

城の維持管理と防衛という意味では城主と同じですが、明確に異なる点があります。

それは城主は城の管理などの他に城周辺の領地を持つことを許されていました。つまり領地の統治を任されているのが城主です。

一方で城将は領地は持たず、大名から派遣された代行者という立場で城の維持管理と防衛を任されていたのです。

城代(じょうだい)

城代(じょうだい)とは、城主に代わって城の維持管理をする者のことを言います。

例えば城主が戦に出かけた場合などには、城代が任命されて城の維持管理や防衛を行いました。

城番(じょうばん)

城の守備にあたる兵士のことを何と言います。

城将の部下のことを指す場合や、城将や城代と同じような意味で使う場合があります。

城の守備をする人たちのことを在番衆(ざいばんしゅう)、番手衆(ばんてしゅう)、城番衆(しろばんしゅう)などと呼ぶことがあります。

犬山城の場合

この記事は犬山城マイスター!たかまる。が執筆していますので、犬山城についてもピックアップしてご紹介します。

犬山城を織田家が治めていた時には城主は、織田家の棟梁が任命したものが城主となっていました。

羽柴家・豊臣家が支配していた時も同様です。

徳川が尾張を支配するようになって清須城(きよすじょう)が尾張藩主の居城のときも、名古屋城(なごやじょう)が尾張藩主の居城となったときも、犬山城は清須城又は名古屋城の支城となり、代々、付家老(つけがろう)と呼ばれる者が犬山を拝領し城主となりました。

▲ 犬山城の城主になるということは、木曽川の支配権も手中に収めるということだっただろう。

まとめ

大名だけではなく、戦国武将が城を守って城主となることがあります。

そのため、戦国武将にとっては城持ちとなることが一つの目標であったと思われます。

また城主不在の場合には城代や城番などが城の防衛と維持管理を任されていました。

ということで城に関わる人々のお話でした。

じゃあね🖐️

2019年09月09日
犬山城マイスター!たかまる。

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【解説した人】

日本城郭検定準一級合格者です。

犬山城マイスター!たかまる。は、お城をこよなく愛するナビゲーターです。
犬山城に関する活動を独自に、そして精力的に展開しています。
(資格など)
日本城郭検定準1級(1級を取得予定)
公益財団法人 日本城郭協会 会員
公益財団法人 犬山城白帝文庫 会員
★ 訪れた城跡や史跡は全国で302箇所を超える。
★ 犬山城天守・犬山城跡の散策は通算507回以上!
★ ほぼ毎日、犬山城の写真を撮り続けて1092日以上!
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