日本城郭検定2級を受けてみようかなぁ。
だけど、どんな勉強したらいいかわからない。
という疑問にお答えします。
筆者は2級はもちろん、準1級も合格している実力者です。
では簡潔にまとめていきます。
日本城郭検定2級の勉強の仕方・手順を公開します。
- 日本城郭検定は4級、3級、2級、準1級、1級がある
- 2級に合格しているとちょっと自慢できる
- 2級の勉強の手順を大公開します
日本城郭協会が実施している日本城郭検定があります。
初心者向けから上級者向けまで級が用意されています。
4級、3級、2級、準1級、そして最難関は1級です。
級に関係なくお城についての全般的な知識が求められる検定です。
昨今の城ブームも重なって日本城郭検定を受ける方が大変増えています。
しかしやはり検定ですので、あちこちのお城にいってるからといって検定に合格するというわけでもありません。
ここはしっかりと対策をしておきましょう。
対策しておかないと合格できないレベルとして2級があります。
2級合格しているとちょっと自慢できます。
お城好きから、お城に詳しい人やお城博士へと変身できます。
「お城巡りは結構してるし、そこそこ詳しいから受けてみようかなぁ。でもどうやって勉強したらいいかわからないなぁ。」
という疑問にお答えしますね。
筆者は2級はもちろん、準1級も合格している実力者です。
その経験を生かして、勉強の手順を簡単にまとめていきます。
これを読んで、しっかりと対策して日本城郭検定2級合格を目指しましょう!
城郭検定2級の傾向と対策
勉強の手順をお話しする前に、傾向をまとめておきましょう。
- 基本は出題範囲の中から
- 過去の問題に似た問題が半分ぐらい
- 時事問題も少し
この傾向をしっかりと対策しておけば、十分合格できる範囲だと思います。
もちろん全国のお城めぐりを楽しんでいるということが前提ですが、公式テキストや参考書などを購入して、まずは一通り目を通すことが肝要です。
そして、問題集は1度だけでなく2度3度と繰り返し解くことが合格への近道です。
また傾向もありますので、できるだけ過去の問題を多く解くことが出来れば、なお良いでしょう。
それでは、日本城郭検定2級の勉強の手順をまとめていきます。
日本城郭検定2級の勉強の手順
城郭検定2級合格(現在は準一級合格)している筆者が、検定の前に実際に行った勉強法を手順を大公開します。
筆者はこれに沿って勉強して、2級合格をもぎ取りました。
それでは手順です。
手順1
まずは日本城郭協会が発表している出題範囲と対象テキストを確認します。
対象者・レベル | 全国のお城を訪ねて周る、歴史から各要素まで奥深く知識を探求したい方を対象とした中級レベル。 |
出題内容 | 城の総合知識(分類/歴史/地域文化/城造り/文化財としての城/城と災害・信仰/城の鑑賞・文化)と日本城郭協会が認定する日本100名城と続日本100名城の個別城郭の知識を問う。 例題はこちら |
合格基準 | 全100問中おおむね70問以上正答者は合格。 平均合格率 73.6% |
学習のポイント | 『日本100名城公式ガイドブック』を参考に、『日本100名城』と『続日本100名城』の知識をまんべんなく学習してください。 |
対象テキスト |
これで出題範囲と対象テキストが分かりました。
手順2
対象テキストを購入しましょう。
これがないと勉強が始まりません。
そして、この中から出題されることがほとんどです。
「どれから買ったらよいかわからない。」という方は、この順番で入手しておきましょう。
まず、1番と2番は必須です。
必ず買いましょう。
筆者は3級を初めて受けたときにまったく対策をしなかったのですが、公式ガイドブックは持っていないと答えられない問題がたくさんありました。
逆に言えば、公式ガイドブックを持っていればその中から出題されるということなので、勉強できていれば答えられる問題ばかりということです。
そして、出題の傾向を捉えるには問題集で勉強するのが良いでしょう。
これで勉強の準備はばっちりです。
手順3
次に公式ガイドブックを頭から最後まで一通り目を通します。
そして自分があまり知らない所については印をつけておき、もう一度読みましょう。
繰り返しますが、対象テキストからの出題がほとんどです。
手順4
あとは問題集をひたすら繰り返し解いていきましょう。
何度も繰り返していると分かってきますが、意外と一度間違えたものが二度三度と間違えているものです。
2回以上間違えた問題についてはガイドブックでチェックしながら、しっかりと理解を深めていきましょう。
このポイントは重要です。
意外と似たような問題や、同じようなところが出題されることもあるからです。
筆者がポイントとして挙げたいのが、読むだけでなく、できるだけ用語や単語などを紙に書くことです。
人は紙に字を書くことによって、その言葉を覚えやすいという性質があるそうです。
中学や高校の時もひたすら英単語などを書いていませんでしたか?
それで頭に叩き込まれていくのです。
お城用語は専門的な用語が多く、定義が曖昧なものもありますので、繰り返し書き写したりすることが意外と効率的かもしれません。
筆者はこれで合格までこぎつけました。
手順5
時事ニュースもチェックしておきましょう。
出題傾向の一つとして、最近の話題について触れることがあります。
問題数としてはそれほど多くありませんが、過去の例でいくと松江城が国宝に指定されたことについて出題されていました。
最近は各地で発掘調査なども頻繁に積極的に行われており、新たな発見などもどんどん出ているような状況です。
これらの時事ニュースも忘れずにチェックしておきましょう。
対象テキスト
対象テキストをおさらいしておきます。
リンクを貼っておきますので、検討してみてください。
繰り返しますが、対象テキストからの出題がほとんどです。
これを持っていない時点でアウトです。
たかまる。
まとめ
ということで、手順をまとめます。
- 出題範囲と対象テキストを確認
- 対象テキストを購入
- 公式ガイドブックを読む
- 問題集をひたすら繰り返し解く
- 時事ニュースもチェック
この手順を踏んでいけば、合格は近づいてきます。
実際に筆者もこの手順で日本城郭検定2級に見事合格しています。
ちなみに、2019年には準1級も合格しました。
本を読んで勉強するのとあわせて、もちろん各地でお城めぐりに出かけることも忘れずに。
ということで、日本城郭検定2級の勉強の仕方・手順でした。
じゃあね🖐️
2020年01月30日
犬山城マイスター!たかまる。
たかまる。
がんばってください!