犬山城の東谷曲輪と木曽川の境には塀が建てられていました。
その塀には、塀の下の方をくり抜いたようにして作られた埋門(うずみもん)がありました。
これが東谷埋門です。
犬山城・東谷埋門(ひがしたにうずみもん)-犬山城北端の木曽川に向けられ、塀と一体化した門だった。
犬山城の東山麓にあった東谷曲輪(ひがしたにくるわ)。
北端は木曽川と接していました。
そして、その境には土塀が築かれていました。
埋門(うずみもん)
木曽川から簡単に上がってこれないように、厳重に守られていました。
しかし、木曽川は重要な物流拠点であり、犬山湊や内田湊などがありました。
そして木曽川を通ってきた木材や物品などを犬山城にあげるときに使われていたのが、東谷埋門(ひがしたにうずみもん)なのです。
現在は道路の開発と犬山頭首工(ダム)の建設により水位も上がっていますし、郷瀬川の掘削もあって改変されて遺構も残っていないと思われます。
まとめ
埋門という変わった門が犬山城にもあったんですねー😁
それと、犬山城の門については、コチラの記事でまとめています。
ご参考にどうぞ。
ということで、木曽川を最大限利用している、犬山城でした。
じゃあね🖐️
2019年04月02日
犬山城マイスター!たかまる。