敵を油断させるのが狙いか? 矢来門と中門に挟まれた 外枡形が迎え撃つ。

犬山城の大手道にある連続外枡形(れんぞくそとますがた)。

本丸から見て一番外にある四つめの外枡形は、敵を油断させるのが狙いなのか、意外にも単純なつくりとなっています。

でもそれは罠かもしれない?

今回は犬山城にある連続外枡形の一番外側の枡形について解説していきましょう。




どういう構造か?

犬山城大手道にある四連続外枡形という最強ディフェンスシステムで、本丸から見て一番外側にある外枡形④は一見すると単純な構造になっているため、防御力が弱いように感じられます。

中門から敵が侵入したとすると、大手道は直線で緩やかな上り坂になっています。

右には松の丸がありますが、左側は崖になっています。

右側からの攻撃だけに備えれば良いため、敵兵は順調に進むことができるかもしれません。

▲ 本丸側から見た外枡形④ 真っ直ぐの大手道で、敵兵は写真左手からの攻撃を警戒するはずだ。

その役割は?

しかししばらく進むと空堀に突き当り、その空堀の上には樅の丸(もみのまる)があります。

さらに大手道のほぼ直線上には大きな櫓があります。

そこから敵兵を狙い撃ちするためでしょう。

 さらに空堀にぶつかった大手道は80°ぐらい右に折れ曲がりますが、すぐに矢来門が現れます。

そのため、敵兵の勢いは削がれ、その角に一気に敵兵が押し寄せてしまい、急激に身動きが取れなくなります。

そこで一網打尽にするのが、この外枡形④の大きな役割だったのかもしれません。

ということで、

外枡形④は、敵にわざと隙を与えるような形になっているけど、それは敵兵を一気に殲滅するための罠なんですね。

ということで、連続外枡形にトラップを仕掛けてある犬山城のお話でした。

じゃあね🖐️

2019年02月22日
犬山城マイスター!たかまる。

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