犬山城天守・2階

犬山城天守に登った時に長い階段を上るところがありますよね。

屋根が高いと思いませんか?

そこは2階なんですが、大入母屋造のためなんですね。

ということで、2階部分について解説します。

二階平面図

まずは平面図を確認しておきましょう。

二階平面図はこのようになっています。

東西九間、南北八間です。

▲ 二階平面図(図:たかまる。)

武具の間と武者走りの間

一階が不等辺四角形なのに対し、二階は四角形になっています。

つまり、一階の歪みが二階で解消されています。

中央には武具の間があり、周囲には武者走りが巡っています。

武具の間には東面、西面、北面に武具棚を設けています。

昭和の大修理の調査の際に墨書が発見されました。

これにより、武具棚は延宝3年(1675年)につけられたものであることがわかっています。

現在は、昭和の大修理のときに作られた構造模型や国宝5城の写真などが展示されています。

▲ 武具の間には武具棚が置かれる。これは昭和大修理のときに作られた構造模型(写真:たかまる。)

また、一階にはあった鴨井と敷居は二階にはありません。

つまり、武者走りはひと続きになっているということです。

▲ 武者走りはひと続き。右手に武具棚が見える。(写真:たかまる。)


▲ 武者走りには何も置かれていない。(写真:たかまる。)


▲ 武者走りに武士が詰めたことはあったのだろうか?(写真:たかまる。)

屋根が高い

二階には三階へと続く階段がありますが、これがかなり長い階段です。

上り下りの際に、少し怖いと感じる高さです。

▲ 3階へと上がる階段。大入母屋屋根のため階段が長い。(写真:たかまる。)

なぜこのような長い階段になっているかというと、二階建ての入母屋造の屋根が大きいためです。

望楼型(ぼうろうがた)天守の特徴の一つでもあります。

▲ 大入母屋造のため、屋根が高い。(写真:たかまる。)

望楼型天守についてはコチラ↓↓↓の記事もどうぞ

望楼型と層塔型 犬山城は、望楼型「ぼうろうがた」

たとえばお寺の本堂の中に入ると屋根が高いところが多いと思いますが、それも同じことですね。

まとめ

ニ階は東西九間、南北八間の四角形をしており、中央に武具の間、周囲には武者走りの間が巡っています。

ということで、犬山城天守の2階についてのお話でした。

じゃあね🖐️

2019年09月26日
犬山城マイスター!たかまる。

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