犬山城天守の一階と二階に武者走り(むしゃばしり)があります。
武者走りとは、外壁の内側に設けられた通路のこと。
今回は犬山城天守の武者走りについて解説します。
犬山城天守・武者走り(むしゃばしり)
- 武者走りは外壁の内側の通路
- 一階と二階にある
- 約二間幅
犬山城天守の内部には武者走り(むしゃばしり)があります。
武者走りとは、各階の外壁の内側に作られた通路のことです。
犬山城天守の武者走りは一階と二階にあります。
一階も二階も約二間幅です。
天守一階、二階の平面図を書いておきましたので、参考に見てください。
武者走りの役割
- 武士が行き来する通路
- 格子窓から外に対しての攻撃の場
武者走りはおよそ二間幅になっています。
そして入側なので外壁に接している通路です。
外壁には格子窓が開けられています。
つまり武士がそこを行き来するだけでなく、外からの敵に対して格子窓から迎撃する場所でもあるのです。
一階は敷居があり、部屋に仕切られる構造になっています。
二階は敷居がなく、ひと続きのぐるりと回れる通路になっています。
まとめ
犬山城天守には一階と二階に武者走りがあります。
それぞれおよそ二間幅で、ぐるりと一周回っています。
一階と二階で仕切りのあるなしがありますので、現地で確かめてみてください。
ということで、犬山城天守武者走りの解説でした。
じゃあね🖐️
2019年11月20日
犬山城マイスター!たかまる。